前回の記事では、顔がズレて見えるのは眼のズレているから。とお伝えしました。
別の言い方をすれば、顔の傾きを眼が調節してくれて後頭部周辺に投射し、その影響が後頭部の筋肉の緊張に繋がっていると言えます。
今日は、
その眼からくる後頭部周辺の筋肉が緊張すると身体にどんな影響がでるかを例に出して書いてみます。
身体の筋肉を包み込む筋膜は全身を覆っていることは、だいぶ一般的になってきたかと思います。
しかし、その筋膜が頭のテッペンから足先まであり様々なルートがあることはあまり知られていません。
わかりやすく言うと、
頭から何本もロングマフラーを垂らして、それを身体へ色々な絡ませ方をしながら、足先まで辿り着くイメージです。
マフラーですから、上下どちらかに引っ張ればそのマフラー(筋膜)全体が影響を受けます。(伝わりますか?)
今回は後頭部の筋肉からくる影響ということで、こちらです。筋膜のスパイラルラインといいます。
この画像をイメージしながらお伝えします。(赤点が右の後頭部からのルートです)
(アナトミートレインから引用)
例えば顎が左に曲がっていて右の後頭部が首に対して下がっている方を例にすると、
左の肩甲骨や肋骨が外側に張り出してしまいます。
これは肩甲骨や肋骨をサイドから支える筋肉の筋膜がサボっていることが影響しています。
つまりは、、
首に対して、右の後頭部が落ちている方は、
左のバストが外に開きやすい、もしくは垂れやすい。というアクシデントに見舞われやすくなります。。
またこういう方は、
右脚の安定性に欠けますので、足首を捻挫しやすくなります。
右の片足立ちも苦手ですし、
何よりも、、
骨盤周辺のスパイラルなねじれにつながるので、ウェストの高さが左右で異なるという
アクシデントに見舞われます。。。
この記事を見ている方、
アゴの右側に手や枕をつけて読まれていませんか?
首に対して、右後部下がっていますよ?
前回もお伝えしましたが、
アゴ先が左にズレて、首に対して右後頭部が下がっているで改善したい方は、
首に対して右後頭部を鎖骨から離すイメージで伸ばすと、
口が開きやすくなったり
噛み合わせが見事に合いますので、それを参考にしてください。
左眼に目力が入ったらベストです。
美と健康の女神は細部に宿る。
Personal Face Trainer
-木村祐介-