• セラピストのあるべき姿。トレーナーとの関わり方。


     

     

    『オン・ザ・ベッド』

    いわゆる整体やマッサージ、鍼やリハビリなどベッド上を主なフィールドにするセラピストたち。

    私もトレーナーですが大きなくくりでここの分野に入る者として本来あるべき姿、これからのトレーナーとの関わり方を書きます。

     

     

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    いま、トレーナー界はトレーニングを鍛えるためだけに使用するのではなく

    なぜ肩がこるのか、なぜ膝が痛いのかなど。原因に対して評価をし改善策を提案していく、

    問題解決型のトレーニングへと移行している時期にあると思います。

    つまりはトレーナーがセラピストたちの領域までカバーできるようになってきているということです。

    しかもトレーナーは『高度専門職』と言われ運動学の観点からもヒトの身体を分析することができるため

    ベッド上で施術を行わなくても痛みの改善に繋げることができます。

    現に私が身体の話をする際、セラピストの方々とお話をするよりトレーナーの方々とお話しをするときの方が

    よりロジカルで実践的なアプローチができるなぁ思うことが多々あります。(双方そうでない方ももちろん多くいらっしゃいます)

     

     

    ではセラピストの方々が進むべき道はどこにあるか。。トレーナーとタッグを組み共存していくことだと思います。

    肩が痛い。に対してトレーナーが評価をしなぜ肩が痛いか原因を探り、

    トレーナー的アプローチをし改善していく過程でどうしてもアプローチしきれないところを

    『オン・ザ・ベッド』でセラピストが手技や鍼などでアプローチをする。

    またはセラピストがケアを行っていく過程でどうしてもこの部位のトレーニングが必要だと思えば

    その評価の元、トレーナーが運動で改善していく。

    その『共存・共有のネットワーク作り』がこれからの健康産業には必ず必要です。

    もう、原因を探らずして『肩が凝る→ではうつ伏せになってください。』では時代の流れにはそぐわなくなります。

    なぜならば、『トレーナーがベッドや手技を使わずしてできてしまうからです。』

    もちろんセラピストが運動学の観点から改善していこうと思ってトレーニングを取り入れてもいいですが、

    これにはトレーナーに『一日の長』があります。

    また、問題解決型のトレーナーをつけてトレーニングしている一般の方々の方が動作分析に詳しいかもしれません。

    中途半端に手を出すより、

    『トレーナーとの共存・共有・共通理解』ここにセラピストたちが生き残っていけるヒントがあると思っています。

     

    何はともあれ、自分の身体は自分で責任を取るという一般の方々が増え、

    それをサポートしてくれる環境を皆さん欲しています。

    現に私はすでに実行し、お客様自身によるセルフコントロールが徐々にできつつあります。

    そしてやりごたえがあります。

     

     

    皆さんはどちらを選び、道を進みますか?

     

     

    REMIND

    -木村祐介-