歩行時のトルクになるお尻の筋肉『大殿筋』
日本人は使うのが苦手なように思われます。
・元々、着物の文化や草履の文化で引きずって歩くことが多くお尻の筋肉をあまり使わずに生活していた?
・部活などで膝を曲げろって習い、太ももの前を多く使うように育てられた?
・農耕民族で背中を丸めて生活していたからお尻をあまり使わなかった?
歴史上なぜ日本人はお尻が発達していないか僕はわかりませんが、
お尻より膝やももの前を使うことが得意なようです。
『前屈をしてから起き上がる時の途中で、お尻の力が抜けて腰のソリが始まってしまうヒトは注意です。』
このヒトは通常より骨盤の『恥骨側』が下がり、『尾骨側』が上がる『突き出し型の骨盤』の可能性が高いです。
この場合、お腹の圧も抜け腰痛やヒザ痛になる可能性も高くなります。
また、
『腕立て伏せが苦手』『片足立ちが苦手』『体幹トレーニングが苦手』
という方もお尻の力が抜けている可能性が高いです。
通常、脚が地面に接したままお尻に筋肉に力を入れるとお尻が脚方向に引っ張られ『尾骨』が下がるようになります。
相対的に前側の『恥骨』は肋骨方向に上がります。ここがポイント。
体幹と言われる身体の中心に存在する腹筋の一つは、この恥骨から肋骨についています。
つまり、お尻に力が入り骨盤がニュートラルポジションになると、腹筋に力が入るようになり体幹が固定されるようになります。
僕のところへ来るお客様はトレーニング頑張ってます!という方も多いですが、なぜか脚が痩せられないと悩む方も多いです。
パーツを切り取ってみてみるとトレーニングしてるけどお尻の筋肉を最大収縮するイメージが湧かない。
そのポーズをとってみてもできない方が非常に多いです。
僕はそういう方が来るとお尻の最大収縮がどんな感じかを最初に体感してもらっています。すると。。。
『片足立ちが出来るようになった』
『腕立て伏せが出来るようになった』
『腹筋に力を入れるの意味がわかった』
『デットリフトが効くようになった』
『逆にスクワットなどしゃがむ動作が楽になった』
『脚が閉じれるようになった』
『YOGAのポーズが取れるようになった』
『肩こりが改善された』
『運動が楽しくなった』
と、嬉しいお言葉を毎日聞いています。
『たかがお尻、されどお尻』
『お尻が改善されたその先を楽しむべし』
Personal Face Trainer
-木村祐介-