『手の小指から出た筋膜は二の腕を経由して肩甲骨に到達する。』
アスリートやバレリーナは小指の意識を大切にしています。
テニスやゴルフなどグリップは小指から。
相撲は脇をひらかず小指から手を出す。
バレリーナは小指を軸に手を動かすことで鎖骨を出して優雅さを。
これは『小指側を意識的に使うことで肩甲骨につくインナーマッスルが収縮し、肩が開き動きやすくなる』
という機能解剖をアスリートたちは経験的・本能的に実践してきていることを物語ります。
逆に
『手の親指から出た筋膜は力こぶを経由して胸に到達する。』
胸の筋肉が働くと肩甲骨は外に移動して肩が高くなります。
背中は丸くなり体幹は抜け、すぐにパワー負けしてしまいます。
バンザイした時に首が短くなり見た目てきにも美しくありません。
『携帯を持つのもバーベルを持つのも小指から。』
『手を動かすときも小指主導を意識して。』
これだけで『上半身の姿勢』や『肩の動きのスムーズさ』、
『動きの優雅さ』に大きな変化をもたらせてくれます。
わかりにくい方は『気をつけの姿勢』から『肩を目一杯すくませ』そこから
『小指を床・かかと方向へ押す気持ちで下げる』と
『背中・肩甲骨あたりに力が入って安定する』感じがイメージできます。
『小指がきっかけ』
Personal Face Trainer
-木村祐介-