『口を開けるときにアゴが一回横にずれるヒトは親知らずが邪魔をしている可能性が高い』
先日恵比寿の『カワマタ歯科』のカワマタ先生と話しているときに、
下あごの突起が親知らずとぶつかるの避けるために外にガクッと一旦逃げてから開くのだよ。
と何気なくおっしゃっていたので、検証を兼ねて僕の親知らずを抜いてみることにしました。
幸い上の親知らずはほぼ腫れないですし、すぐ抜けるので気楽にチャレンジしてみました。
実際15分もしないうちに終了。
結果は。。全然引っかからない。スムーズに開く!
もともと僕のアゴは関節軟骨が擦れてバランスの悪い状態で
自分で頭蓋骨を調整してカバーをしていましたが、どうもそれだけではカバーしきれないと感じていました。
そもそも歯が邪魔していたのなら、頭蓋骨調整だけではダメなのは明らか。
久々に目から鱗状態になりました。
下あごには、あご関節のすぐ近くに『筋突起』という骨の大きな突起があります。
ここに嚙み締める筋肉が付着します。
嚙み締める時は下あごが上あごに近づくのですが、親知らずが出ているとこの『筋突起』が親知らずを避けて外に逃げます。
片方だけ抜いてあったりすると、抜いてない側にあごが出っ張ります。
口を開ける時はまた親知らずを避けるように外にあごをずらしてから開くので、
まっすぐは開くことはできません。
あごのバランスが気になる方。開けにくい方。は親知らずが邪魔をしているかもしれません。
『身体について目から鱗がまだあることが何より嬉しい』
Personal Face Trainer
-木村祐介-