• 目の下のマッサージをするときは。 Vol.27


     

    目のまわりで起こるトラブルの代表は、

    『目の下のクマ』

    クマが目立ってくると年齢以上に老けて見えるため

    様々なブランドからケア用クリームなどが売られています。

     

    さて、皆さんは目の下のマッサージをする際

    内から外に向かってマッサージされるのではないでしょうか?

    イメージとしては皮膚がたるまないように内から外にやっている方が多いように見受けられます。

    決してダメではありませんが、目の下の横ジワを増やしてしまうかもしれません。

     

    目のまわりにある『つぶる筋肉』のことを眼輪筋(がんりんきん)と言います。

    この輪っかのような筋肉は『内側がガッチリ固定されている』のに対して、

    『外側は比較的ルーズについている』のが特徴です。

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    これは私の見解ですが(調べても出てこなかったので)、目の下のマッサージを内から外へ続けていると

    脂肪が外へ外へと向かいます。先ほど述べたように外側の筋肉はルーズなためマッサージで外へ外へと追いやると

    重みで逆に垂れてしまうのではないかと考えます。

     

    目の下のクマは一般的には血行不良が原因と言われています。

    使った血液を戻す『静脈』のうちまぶたから上の静脈は目の窪みの中を通過して首から『心臓』に帰ります。

    マッサージはこの静脈の働きを滞らせないために行います。

     

    ではどうしたら良いか。私が実際にお客様へ行っていることは、

    ・眼輪筋の外側から内側へ、5箇所くらいに分けて優しく骨を押すように直圧をかけて刺激する。

    ・目の下の皮膚をつまんでリフトし、息を吐きながら上下左右に優しく動かすことで静脈の滞りを改善させます。

    もちろん眼輪筋のエクササイズを合わせた方が効果は増しますが、それはまた別の機会にします。

     

     

    『目のまわりはどこよりも優しく思いやりを持って接すること』

     

     

    Personal Face Trainer

    -木村祐介-