• 目の後ろ『蝶形骨』と感情の連動 Vol.30


     

     

    『蝶形骨』とは頭蓋骨の1種で、目の後ろでこめかみを作っている頭蓋骨の中心を担っている骨です。

    この『蝶形骨』のすぐ上に脳が存在していますが、特に『視床下部』や『脳下垂体』など、成長ホルモンや女性ホルモン、ストレスを緩和するホルモンなどを分泌やコントロールしてくれる

    非常に大切なものが『蝶形骨』の上には乗っかっています。

    またこの『蝶形骨』には筋膜性のネットワークにより、肺・気管系と繋がっています。

     

     

    『蝶形骨と視床下部の関係』

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    『蝶形骨と気管の関係』

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    つまり、

    『眼精疲労』やストレスなどによる『呼吸不全』により、『蝶形骨』が緊張し動きが制限されてくると、

    その上の『脳下垂体』や『視床下部』も影響を受け、ホルモン分泌に影響を与えてしまうと言われています。

    もしかしたら、

    子供が過度のストレスを受けると『発育』が止まってしまったり、女性が過度のストレスを受けて『生理』が止まってしまったりという現象と

    『蝶形骨』の緊張には大きな関係性があるのかもしれません。

     

    こめかみを中指と人差し指で軽く触れます。

    こめかみを『後ろうえ側』にたどると小さな凹みを見つけられるかと思います。

    これは『プテリオン』と言って3つの骨が密接する狭間です。

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    この狭間に中指の腹を引っ掛けます。

    その引っ掛けただけの弱い圧力でおでこのカーブ中央あたりに向かって『じわじわ』動かしていきます。

    そのときポイントは『目の奥に向かって鼻で深く吸う』ということです。慣れるまでは1分ほどかけて行うとなんとなく『緩んできた』感じがつかめるかもしれません。

    ぜひチャレンジしてみてください。

     

     

    『感情と骨には関係性がある』

    『リラックスしたければ、目をつぶってプテリオンから』

     

     

    Personal Face Trainer

    -木村 祐介-