胸に力を入れてと伝えると肩や首、腕など別の場所に力が入っていませんか?
腕立て伏せをして腕を鍛えていたりしませんか?
人間の筋肉は脳から『力入れろー!』という指令を受けて力が入る仕組みで現状出来上がっています。
つまりは、力を入れるイメージが湧く筋肉が優先的に働いていると僕は考えています。
まず体感してみましょう。
昔流行した手のひらを胸の前で合わせて力を入れるとバストアップする。というエクササイズをやってみてください。
『グッと』力を入れた時、皆さんはどこに力が入っていますか?
『腕や肘、肩首』に力が入っていたりされませんか?
僕が多くのクライアントさんで検証した結果、ほとんどの方が胸以外のところに力が入っていました。
何年も有名なパーソナルトレーニングへ通っていた方でもできませんでした。。
つまりは、バストアップのために胸の筋肉を鍛えようとして
肩や腕を太くし、猫背で肩こりな身体を作ろうとしていたわけです。腕立て伏せはさらにそれをアシストしていたわけです。
これでは本末転倒ですよね??
胸に手を当てゆっくりとそこだけに力を入れる練習をしてみましょう。
どんな方でも異常がない限り5分ほど丁寧に練習すると筋肉がプルプルと反応している感じが感じられるはずです。
ギュギュっと力任せにやるとイメージしやすい腕や首に力が入ってしまうので、あくまでゆっくり丁寧にです。
力が入っていきた!という方。左右で弱い方はありませんか?あればそちらが強くなっている『イメージ』を頭で持ちましょう。
だんだん均等になってくるはずです。これは脳の指令と筋肉のフィードバックが連動してきた証です。
では、
胸に力を入れるイメージが湧いたら、再度手のひらを合わせてみてください。
今度は胸に力が入っていませんか?
『これが胸に力が入っている感覚か!!』『今までパーソナルトレーニングしていたのはどこを鍛えていたんだ!』と驚かれる方も
少なくないんです。
『二の腕を鍛えたいのに二の腕に力が入っていなかった。』
『ヒップアップしたいのにお尻ってどうやって力を入れるんだろう』
『腹筋していると肩凝ってくるんだよなぁ』
そんな悲しいことないですよね?
(裏モモ伸ばすつもりで肩首に力入っている図)
オリンピックに出られるようなトップアスリートでさえ意識できないこともあります。
身体のフォルムを変えたい方。メリハリをつけていきたい方。エクササイズしているのに身体のコリが取れない方など
なんでだろうと思われる節がある方は、ぜひ
『変えたい筋肉だけに力を入れるイメージを育ててみてください。』
そして
『その筋肉に力を入れたままエクササイズをされてみてください。』
『うぁー効いたー!!』っていう感動が得られるはずです。
ストレッチもしかりです。
『身体を鍛えて綺麗になりたければ、その筋肉に力が入るかイメージさせていこう』
『身体を動かす時、イメージが湧きやすい筋肉がメインに働いており、それ様の身体に育ってしまっている。』
『トレーナーは最初からできるからそこから教えてくれてない様に思える』
『脳が疲れるけど、筋肉を育てるのは脳と筋肉のイメージの共有』
『脳トレ&筋育』
REMINd
Personal Face Trainer
木村祐介-KIMRA-