みなさんはどの様なイメージでスキンケアをされていますか?
僕のところへお越し下さるお客様にいつもどの様につけているのかチェックさせてもらったところ
持ち上げる様につけるか、皮膚を上下にゴシゴシ動かしながらつけるか、
ちょんちょんと適当につけるか、内側に向かって脂肪が寄る様につけていらっしゃいました。
この時の心理としては、
顔が下がりたくないからあげなきゃ!
気持ちいいから上下にゴシゴシ動かしている!
小顔になりたいから内側に向けてやってる!
よくわからないからなんとなく。。という方もいらっしゃいました。
毎日のことなので、特に考えることもなくルーティンとして身についている様です。
お客様とのやり取りの中で気がついたこと。それは
みなさんが毎日触っているその触り方の通りに顔の癖が形ついている!!
・ほうれい線やマリオネットラインが嫌だから頑張って引き上げて塗ってる。という方は
皮膚を上方向へ剥がしていることになるので、
口周りの脂肪が頬の方へ移動し、ほうれい線の位置を境に、高低差ができています。そして筋力の衰えとともに
頬の脂肪が落ちてほうれい線やマリオネットラインを自ら作り上げているように感じます。
・内側へ押し付ける様に塗っている。という方は
触るたびに自ら縦にほうれい線の折り目を作っています。
・上下にゴシゴシ動かしながら塗っている。という方は
目尻や目の下、ほうれい線などを作りながら、ほほ周りを摩擦で傷つけ
赤くなりやすい赤ら顔なかたが多いように思います。
というのが、お客様をみていて気がついたこと。
鏡ごしに一緒に様子を見ていると、お客様もびっくりされていました。
『ほんとだ!触り方の通りに癖付いている!』と。
こちらは2018年3月号のBAILAさんにて別冊付録で、ページ監修させて頂いた時の内容です。
こちらをご参考いただけるとイメージしやすいかと思います。(絶賛発売中です!)
顔の骨と皮膚をつなぐ表面の筋肉を表情筋と呼びます。
ですので、表情筋のテンションによって顔の皮膚と骨がフィットしている状態が引き締まった顔と言えますよね。
『顔が上がっている』というのは『顔の皮膚が骨にフィットしている』ということであって、
『顔の皮膚を上に持ち上げる』ということではない。と僕は考えています。
これは『骨から皮膚を剥がしている』と考えるようにしています。剥がれた皮膚としては、あとは『たるむ』しかないですからね。。。
コツは一つ。
『唇を引き締めて、顔の皮膚を動かないようにしてから、骨にフィットさせるようにスキンケアや洗顔をする』です。
みなさん毎日のケアに今一度向き合ってあげてくださいね!
『触り方にこだわることが一番の美容法』
『あなたの顔はあなた次第』
REMINd
Personal Face Trainer
木村祐介-KIMRA-